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【人生の3大支出】30代から備える子どもの教育費

人生の3大支出をご存じですか?

・教育費

・住宅費

・老後費

の3つが人生3大支出と言われています。

一般的に子ども一人に1000万円かかるとはよく言われていますが、実際のところ、世の中の親御さんたちはどのくらいのお金を子どもにかけているのか、気になりませんか?

私の家庭はまだこれから教育費がかかる子どもが2人居るので、いつもどのくらいかかるのかな、どのくらいかけてあげられるかなということを考えています。

子どもの塾や習い事にかかる費用は、気を抜くとびっくりするほど家計を圧迫することもあるとか・・・。

現に中学生の子どもを持つ都内に住む友達は、塾代がびっくりするほどかかると言っていました😲!

正解はなく子どもの進路によってどうなるかわからない教育ですが、子どもが小さいうちから教育費に意識を向けて準備しておくことで、将来的な負担を軽減できるかもしれません✨

そこで、塾や習い事にかける平均金額を知っておこう!というのが今日の記事のテーマです。

家庭で「いくらまで出す?」を決めるときの判断材料の一つにするのもいいかもしれません^^

 

家計を見直して学習塾や習い事の費用を決めよう

子どもが新しく習い事を始めるとき、親も子供も新たな一歩にワクワクしますよね✨

しかし、習い事は毎月のこと。

月の支出が増えすぎて高校受験や大学受験などの大きなイベントでお金が不足する事態は避けたいものです💦

特に大学進学には、受験料、入学金、授業料など、まとまった教育資金が必要になります・・・!

大学受験や進学に備えて、子ども1人につき300万円~500万円以上貯めることが望ましいそうです。

今使う教育費と将来使う教育費のバランスをうまく取ることが大切であり難しいところ・・・!

自分の家庭の教育資金の構築方法について最適解を見つけたいところですね。

 

幼稚園から高校までの教育費は大体月3万円~4万円が平均的

幼稚園から高校卒業まで(15年間)の平均的な学習費・学校外活動費の総額

パターン 学習費総額(学校外活動費) 1年あたり ひと月あたり
すべて公立 約574万円(約347万円) 約38万円 約3.2万円
高校だけ私立 約736万円(約378万円) 約49万円 約4.1万円
幼稚園と高校が私立 約781万円(約394万円) 約52万円 約4.3万円
すべて私立 約1,838万円(約641万円) 約123万円 約10.2万円

※文部科学省子どもの学習費調査を元に計算

 

文部科学省によると、幼稚園から高校卒業までの15年間でかかる教育費(=学習費総額)は、子ども1人あたり約600万円~約1,800万円とのこと。

すべて私立のケースを除くと、1年あたりの負担は40万円~50万円前後です。

大体、月3万円~4万円とイメージしておくといいですね。

子どもが多い家庭だと倍々になっていくということですね・・・!😭

習い事ひとつ1万円前後だと考えると、週に4日習い事や塾に行っていると習い事だけでも3~4万は使っていますね。

現実的もしくは少ないんじゃないと思えるような金額です。

我が家も例に漏れず、平均値と同じ教育支出です。(幼稚園と小学生の子ども2人がいます。)

今後習い事の増減や私立に行くかどうかで変化が大きい部分です。

 

塾や習い事などで総額300万円~400万円!?

教育費の平均金額の内訳を見ると、約半分が、塾や習い事などの「学校外活動費」であることが分かります。

学校外活動費とは、塾費、通信教育・家庭教師費、スポーツ技術・音楽・ダンス・習字・そろばん・英会話などを習うために支出した経費などを指します。

例えば、すべて公立のケースの学習費総額は約574万円ですが、その内学校外活動費が約347万円です。つまり、平均的な教育費の半分以上は、親が自ら出すと決めて出している習い事などのお金なのです・・・!

親が塾や習い事などにかけている平均金額は、公立中心に進学しても、15年間で総額300万円~400万円にもなっています。

各家庭の判断次第で、教育費の負担は大きく変わるということですね・・・!

子どもの年齢によって必要な習い事や塾の必要性は変わってきます。

幼稚園・小学校・中学校・高校の時期別に、平均的な教育費の目安を知り、家計に合った教育費の使い方を考えてみるのが良さそうです✨

 

30代から備える教育費のための資産構築

長期投資(20年以上)に比べ、中期投資(5年~20年)は難しいです。

複利で運用するつみたてNISAなどの投資は、20~30年後の資金準備には有効と言われています。

複利効果とは、運用で得た利益を再投資して投資元本をどんどん増やしていく方法です。

この方法は、元本だけを運用する単利方式よりも利益の幅がどんどん大きくなっていくため、運用期間が十分とれる長期投資には期待ができるのです。

しかし、親が30代で子どもがまだ未就学児または小学校低学年の家族の場合、教育費の負担が大きい大学進学時まで20年未満となり期間が十分ではありません。

つみたて投資一本で教育資金を備えようとすると、元本割れリスクが高まります。

かといって貯金一本で中期投資をするのは時間とお金がもったいない。

 

非常に難しい!💦

いろいろな書籍やYouTubeなどを見て勉強し、私の家庭で採用した今のところの最適解は、

積立貯金×長期投資 です。

積立貯金は、子どもが18歳になるまでに500万円になるよう、毎月定額を預金しています。

少しでも金利の良い銀行に預けておきたいので、楽天銀行のマネーブリッジを利用して0.1%の金利で預けています。

この低金利時代に年0.1%はありがたいのです💜

生活防衛費(※)と現金積立以外のお金は長期投資や他の積立投資に全ぶっ込みです😂

※生活防衛費とは、万が一の病気やけがまたは失業、災害時などの思わぬアクシデントにより収入が減ったときに、当面の生活を維持するために備えておくお金のことです。私の家庭では一月にかかる生活費×12ヶ月分を預金しています。

500万円を超えて教育費がかかるようならば、長期投資から切り崩して臨機応変に対応しようと今は考えています!

いかがでしたでしょうか?

ライフステージや年齢によっても最適な投資が変わってくるのが難しいところでもあり面白くもあります。

少しでも参考になれば幸いです^^

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